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映画コメンテーター
LiLiCo
映画監督
原 一男
ジャーナリスト
金平 茂紀
俳優
滝藤 賢一
前内閣府特命担当大臣·
前沖縄担当大臣
自見 はなこ
脳科学者
茂木 健一郎
ジャーナリスト
田原 総一朗
ジャーナリスト・作家
鈴木 エイト
俳優
市毛 良枝
俳優
古舘 寛治
『妖怪の孫』『パンケーキを毒見する』監督
内山 雄人
ジャーナリスト
大谷 昭宏
日本中学生新聞 記者
川中 だいじ
芸人
浅越 ゴエ
アニメ企画プロデューサー
諏訪 道彦
コメディアン
松本 ヒロ
タレント
湯上 響花
腹話術師
いっこく堂
戦場ジャーナリスト
志葉 玲
俳優
井浦 新
ドキュメンタリー監督
大島 新
対馬丸記念館館長
平良 次子
タレント
清水 国明
俳優
津田 寛治
芸人·映画監督
ガレッジセールゴリ
俳優
加藤 雅也
俳優
阿部 亮平
エグゼクティブプロデューサー
ジェームス文護
株式会社オーム電機·代表取締役
新里 彩
戦史作家
中川 秀彦
シンバホールディングス株式会社
代表取締役会長
安里 繁信
那覇市議会議員
おくま あやの
沖宮宮司
上地 一郎
元国務大臣·元衆議院議員
下地 幹郎
政治家
蓮舫
株式会社サイバーコネクトツー代表取締役·
ゲームクリエイター
松山 洋
作家
石井 光太
歌い手·役者
金城 色
一般社団法人東京沖縄県人会·会長
仲松 健雄
一般社団法人関東沖縄経営者協会·会長
新垣 進
前衆議院議員
橋本 岳
小学生の時に対馬丸の本を読んで、同じ歳の子供たちに起きた実話と知り、心が震え居ても立っても居られなくて紙芝居をつくりクラスで友達と発表したことがあります。これは小説や映画の台本ではなく、第二次世界大戦下の日本で実際に起きたあってはならない戦争被害で、その苦しみや恐怖は今も続いています。
それなのに、いまだに戦争を起こし大勢の犠牲者をもたらしている。だからこそ、対馬丸で起きたことは尚更忘れてはいけないし、知ることで、今とこれからの教訓にしなければならない。全ての人が平等に幸福で戦争のない未来にしていくためにも、たくさんの人に観てもらい知って欲しいと心から思います。
そしてこの作品は、戦争を知らない世代の私たちが、戦争の愚かさや恐怖や悲惨さをどのように学び感じながら、しっかり継承し伝えていくのか。それを模索しながらも挑戦を諦めない姿を映した、素晴らしいドキュメンタリーであるとも思います。
俳優
井浦 新
当事者たちの証言は生々しく、後世に残す記録として極めて貴重だ。その上で「こんな伝え方もあったか」と、驚かされる。若い世代ならではであり、だからこそ頼もしい。
ドキュメンタリー監督
大島 新
生死を分ける壮絶な体験から生存者となった人を肉親に持つと、自分の生き方に少なからず生きる指針や運命というのを意識するものかもしれない。
寿大聡さんのお祖父様の中島髙男さんは対馬丸の甲板員であったことから、戦時中の人間の姿を知ろう、戦争の歴史が今何を伝えているのか探そう、という旅の映画になったのだと思う。
対馬丸記念館館長
平良 次子
何よりも平和を望んでいる人たちが、命を奪い合う戦争の渦中にいた。大切な人を殺された恨みと、自らの命を失う恐怖。それが増幅され連鎖して、望まない戦いを招いている。 今年、極寒のウクライナを訪れて、私は寒さだけではなく、震えていた。平和にボケていても、一瞬で武器を取り戦地へ向かう危うさが、自分の中にも潜んでいることに気付いたのだ。恨みと恐怖で操られないためには、「つながり」しかないという確信を得て、帰国した。罪のない疎開児童の船を沈められた恨みと恐怖を増幅させてはいけない。同じ命の「つながり」を知れば、砲弾のスイッチは押せない。「つながり」の欠如が争いを招く。
より多くの「つながり」を求めて私は今、全国つながりライブの旅に出ている。
タレント
清水 国明
魂を賭して壮絶な戦争体験を伝える語り部。教科書には書かれていないその真実を、僕たちは戦争も知らないまま語り部となって後世に引き継げるのか。そんな問いに本作は、俳優である寿大聡さんを通して力強く答えてくれました。若い人に観て貰いたい映画です。
俳優
津田 寛治
「本当の地獄」を見た者の声は時を止める。声を震わせ語る生々しさ。争いを求めない子供たちの死。今や戦争が遠くなった我々。体験者も残りあとわずか。体験していない者は、この地獄にどう気付くのか?体験してからでは遅い。このような作品が生み出され続ける限り、殺戮の愚かさの抑止力になると信じたい。
芸人·映画監督
ガレッジセールゴリ
対馬丸の生存者が語る言葉には、文章では到底伝えきれない凄絶な光景が宿っている。
彼らの目に焼きついたその瞬間は、まさに「もう一つのタイタニック号事件だ!」。この作品は、戦争の背後に埋もれた名もなき犠牲者たちの存在に改めて気づかされる映画だ。
俳優
加藤 雅也
日本に生まれても知らないことが多い中、知っておきたいこともあるはず。 この作品はまさにそんな作品になっている。
戦争がどういうものだったのか、戦争を体験した人がどういう思いで今まで生きてきたのか、知れば知るほど今を大切にしようと、周りの大切な人をより大切にしようと思える作品。
俳優
阿部 亮平
「平和」の反意語は「戦争」ではない。
「平和」とは秩序ある状態で、心安寧に過ごせること。これの反意語は「混沌、カオス」だと思う。
「戦争」とは軍隊同士の戦いであり、国家が外交交渉で決着を得ない場合の最終かつ究極の外交手段であって、「戦争」に反意語はない。戦争状態に陥ると、一般市民を無差別に殺戮する「戦争犯罪」が起こりやすくなってしまう。
対馬丸事件は太平洋戦争下で起きた悲劇だが、原爆投下、東京大空襲などと同様に、憎むべき「戦争犯罪」であると私は感じる。映画「満天の星」は後世に語り継がれるべき戦争犯罪の事実として、愚直なほど真摯に表現している。
人々が秩序ある世界で心安寧に暮らせる日が一日でも早く来ることを切に願う。
エグゼクティブプロデューサー
ジェームス文護
私たちは戦争を知らない。
そこで起こった事実を前に、正義や建前、ましてや解釈の違いなど、何の意味も持たないのだと、この映画は教えてくれる。
これが、戦争だと。
対馬丸事件を追体験するドキュメンタリー映画『満天の星』
ラストのメッセージを胸に刻みたい。
株式会社オーム電機·代表取締役
新里 彩
「日本史が忘れた。沖縄戦の悲劇」。
沖縄の地上戦の悲惨さについては、ひめゆり部隊を代表とするように様々な書籍などを通じて知らされているが、約1000名もの学童疎開を目的とした一般貨物船の米軍潜水艦による撃沈の事実のことを知る日本人は少ない。
本作はその悲惨さを生き残りの甲板員の証言から導き出し、後世に伝えることを目的としたものである。
子供たちの鎮魂と平和教育の一環になれば幸いである。
戦史作家
中川 秀彦
終戦から今日に至る中で、今は国際情勢が最も緊迫する時代にある。
対馬丸の悲劇に改めて触れ、今を生きる者として、平和と命の尊さ、そして平和を希求し続ける責任を強く感じた。
シンバホールディングス株式会社 代表取締役会長
安里 繁信
対馬丸の悲劇と寿大聡さんの祖父の実話に心を打たれました。
命と引き換えに得る幸せはない。戦争に正義はなく、過去から学び、子どもたちの未来のために平和を選ぶ責任が私たちにはあると感じました。
那覇市議会議員
おくま あやの
本作品を鑑賞させて頂き、改めて戦争の悲劇と平和の尊さを教えられました。
この作品を通して、多くの方々が平和の心を育て、その輪が、より広がっていく事を祈念しております。
沖宮宮司
上地 一郎
戦争という大きな歯車の中で引き起こされた対馬丸事件は、新たな平和を創造するステージに昇った。対馬丸の悲劇から私たちが行動すべきは「戦争を起こさない」「戦争をやめさせる」こと。この作品を多くの人々、特にアメリカの人々に見ていただき、「怨親平等」の考え方から、平和へつながる道を創りだしていきたい。
元国務大臣·元衆議院議員
下地 幹郎
対馬丸事件を語り継ぐことは私達世代の使命です。戦争は二度と起こしてはなりません。
私達の愛する子ども達に語り継ぐことで悲劇が決して繰り返すことのないよう『満天の星』は全ての世代に観て欲しい映画です。長年の対馬丸記念館関係者らの活動にも想いを寄せ、今も海底深くに眠っている児童らの御霊に哀悼の誠を捧げます。
前内閣府特命担当大臣·前沖縄担当大臣
自見 はなこ
80年前に起きた出来事の真相を現在の我々が知る方法はあるのだろうか?
これはきっと誰かが形にして伝えなければ届かない手紙だ。
『満天の星』が見えた時に、その本当の意味が分かった時にまた震えるだろう。
これはあなたに宛てた手紙だ。受け取って欲しい。
株式会社サイバーコネクトツー代表取締役·ゲームクリエイター
松山 洋
戦争を知らない世代が戦争を語り継ぐには、暗い海に沈んだ無数の犠牲者たちの言葉にならない言葉をどれだけ掘り起こさなければならないのか。ネットで情報が簡単に手に入る今だからこそ、表層的な情報には決して現れない事実の重さをこの映画で痛感してほしい。
作家
石井 光太
知らなくてはいけない真実。見ているだけでも胸が締め付けられた。
口外を禁じられ、50年もの間、心に鍵をかけてきた生還者の方がどんな想いで辛すぎる体験と共に生きてきて、その後真実を語ってくれたのか。
いつまで人間は戦争を繰り返すのか。
今を生きる全ての人へ。
歌い手·役者
金城 色
戦争をテーマにした映画は数多くあるが、『満天の星』は対馬丸撃沈事件の悲劇を体験者のインタビューを中心に制作された希少価値のある映画です。夢や将来ある学童や多くの尊い命を奪う戦争の悲惨さは筆舌に尽くしがたい。
戦後80年の節目の年に上映される意義は深く、全国民に見てもらいたい。
一般社団法人東京沖縄県人会·会長
仲松 健雄
私と対馬丸との接点は二つある。
一つ目は、私の辛い時期を親身に支え助けてくれた人物が対馬丸事件の生存者であった事。
二つ目は、関東沖縄経営者協会の取り組みで、今作にも出演している仲田清一郎氏の講演を聞いた事。
今作は後世に残すべき作品である。そして多くの人々に届く事を心から願っている。
一般社団法人関東沖縄経営者協会·会長
新垣 進
対馬丸記念館の開設には、父橋本龍太郎も深い想いを持って関わりました。父が学生時代に、自宅に祖父龍伍を訪ねてきた対馬丸事件の遺族との面会後に「沖縄の歴史を忘れてはならぬ」と親子で語り合ったことが原体験だったと父から聞きました。『満天の星』を観て、我が家に伝わる恒久平和の誓いを胸に噛み締め、伝承の意を新たにしました。
前衆議院議員
橋本 岳
戦争では、最も弱い存在が最も理不尽に命を奪われる―パレスチナやイラク、ウクライナ…数々の紛争地で私が見てきたことと、対馬丸事件はその本質的な部分が重なる。この映画は静かだが、とても激しい。戦争とは何か、全身全霊で受け止め伝えていこうとする寿大聡さんに、同じ「伝える者」として最大限の敬意を表したい。
戦場ジャーナリスト
志葉 玲
対馬丸に乗っていた当時の子ども達は私の親世代。
実は私の父も似たような体験をした。
サイパンで生まれポナペで育った父。
1944年2月、8歳だった父は沖縄に帰るべく病院船に乗ったが、その船は「トラック島空襲」により沈んでしまった。
自力で島に泳ぎ着いた父は一命を取り留めたという。
対馬丸の子どもたちも全員が助かり、後の語り部になることができたらどんなに良かったか。
脚色のない言葉には力がある。今を生きる者たちの魂に訴える作品。
腹話術師
いっこく堂
箝口令の名のもとに、知らなかったことが多すぎる。
戦争という地獄にいるのは悪魔でも天使でもなく、みな同じ心臓の数をもつ人間。
正義の所在がわからなくなった時、天使のような人が悪魔になり、ただの人間が神になる。
人を人でなくさせるのが、戦争だと思う。
この映画が、口を閉ざすしかなかった対馬丸での惨烈さを荘重に語ってくれる。
タレント
湯上 響花
「対馬丸事件」の加害者は戦争であり、戦争を起こした大人たちです。
地獄から生還した人たちの体験談に命の尊さを体感し、平和を希求する強い思いに胸が熱くなります。亡き祖父の体験と思いを芝居にして伝えようと稽古する俳優の寿大さん。私はスクリーンに向かって心からの拍手を送っていました。
コメディアン
松本 ヒロ
『満天の星』
ロマンしか感じられないこのタイトルに込められた想い。誰も忘れてはならない戦争の事実が、降るような星々の記憶となってこの作品をキツく形どってくれる。田中真弓さんのナレーションから受ける感情を、日本人全員がしっかりと受け止め、あたためていくべき必見の映画です。
アニメ企画プロデューサー
諏訪 道彦
体験した事を、未体験者に伝えるのは難しい。
「対馬丸」をどう伝えるか。
寿大氏が、「船員の親族」として、「俳優」として、そして「一人の人間」として、魂を燃やして訴えかけてくれる貴重な映像です。
生存者の方々にとっては「語る」ことも「語れない」ことも苦しいと知りました。生存者の声は我々の「財産」です。
芸人
浅越 ゴエ
地上戦を控えた沖縄から船に乗り九州へ疎開する子どもたちは、ワクワクしていた。大人たちの思惑も知らずに。
1944年8月22日。米国軍による攻撃により対馬丸は沈没。地獄のような経験と死と隣り合わせの漂流から生き残った生存者たちの生々しい証言は、生きる意味を問いかけてくる。
戦後80年の節目に生きる戦争を知らないぼくたち世代。この戦争によって数百万人以上の尊い命は、なぜ失われなければならなかったのか。決して忘れることのないように、この映画を通じて一緒に旅に出よう。
日本中学生新聞 記者
川中 だいじ
今年も沖縄慰霊の日、「つしま丸児童合唱団」の歌声も流れる追悼式典に行ってきた。いま、沖縄の悩みは真実が語られなくなることだ。対馬丸事件もしかり。海軍の護衛艦は疎開児童を見捨てて現場から逃げた。軍は子どもにまで箝口令を敷いていた…。満天の星は、私たちに真実を語れ、語り継げ、と迫っている。
ジャーナリスト
大谷 昭宏
80年前、戦時下で起きた知られざる子供たちの悲劇、ズシリと響く証言者たちの生々しさ…それ以上に、この国の体質はいつまでも変わらない、と恐怖した。
最も弱い子供や市民を犠牲にする事に無神経、目先の短絡的な計画に猛進し、失敗を隠蔽する、そんな国の裏の顔だ。
「新たな戦前」にいる今、この映画は昔を掘り出しながらも、強い警告を発している。
『妖怪の孫』『パンケーキを毒見する』監督
内山 雄人
『対馬丸事件』は沖縄に行った時に知りました。
沖縄には戦争の悲惨な過去が多すぎて、多くが知らない出来事も多々あるのだと思います。
今、戦争を忘れた世界が再び戦争へと傾斜する中、自分には何ができるのか?
寿大さんが彼にできることを必死に追いかける姿は、その問いを私に問いかけてきました。
俳優
古舘 寛治
対馬丸の事故を生存者として伝え続けた祖父。その思いを語り継がなければと格闘する孫、寿大聡さん。映画は静かに深く戦争を見つめる。戦争体験者が減っていく今、 未来につなぐにはどうすればいいか。戦争は決して他人事ではない。多くの人に観てほしい映画だ。
俳優
市毛 良枝
学童疎開を巡る戦時中、最大の遭難となった対馬丸事件。緘口令が敷かれたことによってその被害は闇に葬られ、多くの人は事件が起こったことさえ知らない。1484人の民間人が死亡、そのうち784人の学童が犠牲になった。本作は対馬丸の甲板員として奇跡的に生き残り、悲劇の語り部として講演活動を続けた祖父の遺志を継ぐ孫の心の旅を追った良質のロードムービーである。
対馬丸事件の背景と実態、亡くなった子どもたち、生き延びたサバイバーたちの苦しみと葛藤が明らかとなっていく。その探究はやがて戦禍のウクライナへと行き着く。大人が始めた戦争で苦しむ子どもたち。現在進行形で起こっている戦地を訪ね、日常が突然奪われる理不尽さに直面する。
映画の中では将来何になりたいかを尋ねられた子どもたちが様々な夢を語る場面がある。人生を奪われた子どもたちの思いが受け継がれていく。無念のまま亡くなった子どもたちの突然断ち切られた未来への願いは、現代の子どもたちへ、次世代へと紡がれていく。
多くの子どもたちの命が奪われた悲劇の実態。暗い海に沈んでいく対馬丸、筏(いかだ)で漂流し救出された数少ない生存者は心の傷を負いながら心に鍵をかけて生きてきた。その壮絶な体験を聴いてサバイバーたちの思いを語り継いでいく決意が尊い。長い間、隠されていた事実を明らかにして後世へ伝えていくには語り部が必要である。俳優として20年以上活動してきた孫は、自身のスキルを活かして新たな形の語り部となることを決意する。思いを受け継ぐものが責任を全うしようとする姿に心を打たれる。 隠されていた真実が明らかになったとき、知ったときにどう行動するのか。自分には何ができるのか、問いかけてくる。
対馬丸は今も悪石島近くに沈んでいる、頻発するトカラ列島群発地震は暗い海に沈んでいった子どもたちからの警告であるかのようにも感じてしまう。
ジャーナリスト・作家
鈴木 エイト
私は戦争を知っている最後の世代だ。
だが対馬丸の事件については知らなかった。
広島や長崎や数々の悲劇に見舞われた日本だがこんなむごい事件も起こっていたとは・・・。
この事実をのこすことは大変意義があると思う。
ジャーナリスト
田原 総一朗
対馬丸事件、その悲劇が、そういうことだったんだと、当時の実感を持って知ることができました。戦争で何の罪もない子供たちが、巻き込まれて、二度とこんなことを繰り返したらいけないということを本当に考えさせる、素晴らしい映画でした。7月4日沖縄で先行公開されるということですが、できるだけ多くの方に、日本中で見ていただきたいなと思います。ぜひ、対馬丸事件を描いたこの『満天の星』見ていただきたいと同時に、作られた方々に対して、本当に心からの敬意とそれから感謝の念を捧げたいと思います。
脳科学者
茂木 健一郎
絶望の淵から生き残られた方々が語る真実です。
対馬丸。
疎開という名目で多くの子どもたちが見捨てられた歴史にこの作品は向き合い、史実を伝えています。
美談ではありません。命を軽んじる戦争は2度と起こしてはいけないとこの作品から学ばされます。
政治家
蓮舫
対馬丸事件を生き延びた方々の言葉、記憶を知ることできる大切な記録。
戦争体験を語れる方が少なくなっている今、このような形で彼らの存在を残していかなければ、我々はまた忘れてしまい、再び愚かな行為を引き起こしてしまうのではないかと感じます。
なかったことにはできない!
そんな彼らの切なる思いが、戦争を知らない私に、そして、これからを生きる子供達に訴えかけてきます。
俳優
滝藤 賢一
戦争そのものの理不尽を示す対馬丸の悲劇
対馬丸事件で生き残った当事者たちの言葉はあまりにも重い。その当事者を祖父に持つ俳優がとった行動の誠実さが伝わってくる。対馬丸の悲劇は伝承していかねばならない。だからこそ僕は敢えて記す。作品中、第二次大戦について<連合国はアジアへの侵略と植民地化を計画、一方、日本はアジアの解放を目的とした大東亜共栄圏を拡大…>とあった。戦争そのものの理不尽を直視する姿勢とのズレがまぎれこんでいないか。観客の皆さんの判断を仰ぎたい。
ジャーナリスト
金平 茂紀
過去の戦争でも、現代の戦争でも、子どもたちが犠牲になるのは悲しいし、ツラいし、傷ましい。だから戦争は悍(おぞ)ましい、と感想を呟いて、明日には、すっかり忘れてる、そんな自分が嫌らしく思えてくる。マジに、マジに、戦争をなくすために、お前は何をやるべきか、を本気で考えろ!と迫ってくる、そんな映画だ。
映画監督
原 一男
わたしは今まで沢山のドキュメンタリーを見て来ました。
でも『満天の星』は今まで見たなかで最も心に残るものになりました。
様々な描き方でわかりやすくて、経験者が真実を語り、それを次世代に伝える。
シンプルに聞こえて、とてつもなく苦しい。
沢山の夢を持っていた幼い子どもたちの命、日本の当時の考え方、そして今も尚
戦争をしてる地域があることを改めてしっかりと認識しなければいけない。
ウクライナの子どもの夢が日本人と同じパティシエであっても"兵士のためにケーキを作りたい"の言葉に胸が苦しくなり、涙が溢れました。
このリアルを知ると日々の小さな不満が本当にどうでも良くなります。
映画コメンテーター
LiLiCo
メッセージ
監督:
葦澤 恒
2025年で、戦後80周年となり、戦争を体験した世代の方々は、どんどんいなくなっている現代。あと数年すれば、日本人が地の底まで叩きつけられたあの戦争の悲惨さ、愚かさを、直接、体験者の生の声で聞くことはできなくなる。生存者の心に触れられないことが、一体どれほど、この後の時代を生きる者にとって危険なことなのか、考えなくてもわかると思います。まさに、戦争を体験していない僕らの世代は、どのようにして、次世代を担う、次の世代に、戦争の悲惨さ、愚かさを伝えていくのか。その想いを一心に、本作を制作しました。個々が受け止めて、なにかしら、心に感じてもらえるものがあれば、幸いです。
監督:
寿大 聡
戦争体験者がますます少なくなる現代においてどうやって戦争の悲惨さと命の大切さを「実感」をもって後世に伝えていけるのか?世界大戦から80年たった今もなお、いまだ戦争が絶えず前途有望な若者達は戦地に駆り出され、多くの民間人も未来を担う子供たちも無力のまま命を落としています。こんな状況で良いわけがないのです。私は全くもって立派でもなく聖人君子でもなく間違いばかりで誇れる人生を歩んできたとは一切言えない人間ですが、「戦争」は絶対にいけないという事は知っています。映画「満天の星」は、未来のために、「対馬丸」を通して反戦及び世界平和を訴え続けます。皆様是非劇場までお越し下さい。
ナレーション:
田中 真弓
1982年に公開された『対馬丸 —さようなら沖繩—』では清役をやらせていただき、『満天の星』では、ナレーションを担当させていただきました。諏訪プロデューサーから連絡をもらった時は、とても運命を感じました。そして、心を込めてナレーションをやらせていただきました。「対馬丸で起こったことは、後世に伝えていく必要がある」この作品を語るには、この言葉がピッタリです。
スタッフ
監督:
葦澤 恒
1982年生まれ。大阪府出身。日本で初めて北朝鮮拉致事件を扱った舞台に主演するなど、社会派作品から、古典作品まで、あらゆるジャンルで俳優活動を行い、その後、映画製作プロダクションGUM株式会社を設立し、本格的に、映画プロデューサーとして活動開始する。企画構築から資金調達、制作と宣伝を統括しており、現代社会での映画の必要性と向き合い、映画を製作。これまでに、映画『ニワトリ★スター』(18)、『駅までの道をおしえて』(19)、『ニワトリ☆フェニックス』(22)、劇場アニメ『神在月のこども』(21)などでプロデューサーを務め、本作が初監督作品となる。
監督:
寿大 聡
1981年2月19日生まれ、埼玉県出身。日本の俳優及びプロデューサー。無名塾出身で、三池崇史監督作品『地球兄弟』(13)に主演し、同作がローマ国際映画祭2013に選出され、三池監督とともに参加、レッドカーペットを歩く。ほかにも、『土竜の唄』(14)、『ウスケボーイズ』(18)、ドラマ「監察医 朝顔」(19/CX)、「恋はつづくよどこまでも」(20/TBS)など、数多くの映画やドラマ、舞台に出演。
ナレーション:
田中真弓
1月15日生まれ、東京都出身。声優としての代表作に、『ONE PIECE』(ルフィ役)、映画『天空の城ラピュタ』(パズー役)、アニメ『ドラゴンボール』(クリリン役)など。俳優として連続テレビ小説「なつぞら」(19)、連続テレビ小説「虎に翼」(24)に出演。また、1982年に公開されたアニメーション映画『対馬丸 —さようなら沖繩—』にて、主人公・具志堅 清役を務めた。
編集:
秋元一富
1988年9月9日生まれ、埼玉県出身。テレビ&映像制作会社でキャリアをスタートさせ、現在はフリーランスの映像ディレクターとして、企業VPやPR映像、YouTube広告、YouTuberの撮影などに参加。朝の報道番組TBS「あさちゃん」や「THE TIME」を担当し、映画作品ではこれまでに『ゆらり』(17)に参加した。
構成:
松本建一
1989年生まれ。京都府出身。大学在学中に放送作家として活動開始。ドキュメンタリー・バラエティ・スポーツを中心にさまざまな番組の構成として携わる。これまでの主な担当番組は「情熱大陸」「オールスター感謝祭」「全国高校サッカー選手権大会」など。
音楽:
市川 淳
神奈川県出身。東京音楽大学作曲科卒業。日本のソングライター、作曲家、音楽プロデューサーであり、株式会社Julydex代表取締役。アニメ・ドラマ・映画・ゲームなどのサウンドトラックの作曲と編曲、アーティストや声優への楽曲提供、CM 音楽やTV 番組BGM の制作などを中心に活動。サウンドトラック制作では、アニメ映画『神在月のこども』(21)で、モントリオール国際リース賞映画祭2021 主要4部門にノミネート、『ぼくらの7日間戦争』(19)では、アヌシー国際アニメーション映画祭2020 長編コンペティションにノミネートのほか、シッチェス・カタロニア国際映画祭2020アニメーション部門で最優秀長編作品賞を受賞した。アーティストへの楽曲提供やドラマ劇伴、映画音楽も手がけるなど、幅広いジャンルで活動し、各ジャンルごとに確かな実績を残している。
絵:
長友心平
1977年鹿児島生まれ。東京在住の画家。全国的にイベントや絵画教室を開催。水彩画・アクリル画を使い分けながら色彩豊かに表現しています。2011年よりアートによる東北復興支援活動中。NHKEテレ「趣味どきっ!」にて愛犬の似顔絵講師として出演。世界遺産「毛越寺(平泉市)」や重要文化財「正法寺(奥州市)」などで仏画を展示。NHK大河ドラマ「西郷どん」(18)、NHK朝の連続テレビ小説「半分、青い」(18)にて美術協力。代表作は「天国のクジラ」。
それなのに、いまだに戦争を起こし大勢の犠牲者をもたらしている。だからこそ、対馬丸で起きたことは尚更忘れてはいけないし、知ることで、今とこれからの教訓にしなければならない。全ての人が平等に幸福で戦争のない未来にしていくためにも、たくさんの人に観てもらい知って欲しいと心から思います。
そしてこの作品は、戦争を知らない世代の私たちが、戦争の愚かさや恐怖や悲惨さをどのように学び感じながら、しっかり継承し伝えていくのか。それを模索しながらも挑戦を諦めない姿を映した、素晴らしいドキュメンタリーであるとも思います。